日本での部屋の借り方

日本留学中の滞在先について

不動産屋イメージ日本へ留学する際に多くの台湾人が困惑するのが、「住居をどうするべきか」ということではないでしょうか。

日本での賃貸契約の手順は、台湾とは大きく異なっています。まず、直接大家さんからお部屋を借りるのではなく、不動産会社を介さなければならないのが、一番の違いです。

また、礼金・火災保険・鍵交換費といった台湾人にとって馴染みのない費用によって最初に高い初期費用がかかることや、保証人が必要なことも、台湾人留学生が頭を抱える所でしょう。

一方で、日本ではアパートやマンション以外にも、シェアハウスやウィークリーマンション、学生寮といった特有の賃貸形式がありますので、選択肢は決して少なくはありません。

このページでは、賃貸契約の流れや必要書類についてまとめています。また、それぞれ賃貸形式の違いや相場も紹介していますので、お部屋探しの際に是非参考にして下さい。

 賃貸契約の流れ

contract flow chart

賃貸契約にかかる日数

入力フォームまたはメールを通じて海外から不動産会社へ連絡を取る場合、三日程かかることもあります。

もし直接不動産会社を訪問して物件を探してもらう場合、その場で内見に連れて行ってもらうこともできますので、この方が効率が良いかもしれません。内見は見たい物件数と距離にもよりますが、一日にまわれるのは2~3件程度です。

更に申し込みの際も保証会社と大家さんの審査に三日はかかりますので、賃貸契約する際は、最短でも一週間は必要となります。

日本で部屋探しをする際の注意点

  • 日本の賃貸物件の多くは家具が含まれていません。また、水道・電気・インターネット回線についても、会社と改めて契約する必要のある物件があります。なお、家具・家電をレンタルで提供する会社もあるため、短期滞在者なら、レンタルの利用もおすすめです。
  • 日本では契約期間最短2年の賃貸物件が多くあり、契約期間未満で解約すると違約金が発生する可能性があります。また、敷金・礼金のない物件は、違約金が通常より多く発生する場合もあるため、あらかじめ調べておくと良いかもしれません。
  • 賃貸契約する際は大家さんと直接交渉する必要がなく、不動産会社を仲介して大家さんや保証会社と連絡することが殆どです。また、外国人入居者を受け付けない物件もあるため、不動産会社を通じて先に確認しておきましょう。
  • 保証人が必要になります。日本人であることが必要条件という場合が多いので、外国人留学生は学校に頼んで保証人を探すか、保証会社に保証人になってもらえるか確認してください。
  • 英語や中国語などで案内してくれる不動産会社もありますが、外国語で案内することで費用が発生するまたは家賃を相場より高く設定する不動産屋もありますので、事前に確認しておきましょう。

契約するときにあらかじめ用意するもの

  1. ビザ(コピー)
  2. 入学証明書また在学証明、学生証など学籍を証明できるもの(用意できない場合、不動産会社に後日の提出が可能かどうか要確認)
  3. 印章(15mmの丸印章、苗字またはフルネーム)
  4. 連絡人資料(海外の住所、電話番号でも可)、緊急連絡人(日本の住所、電話番号が必要)
  5. 初期費用(内訳:最初の一ヶ月の家賃、敷金、礼金、保証費用、鍵費用、保険料、仲介費など。敷金・礼金共に家賃の1~1.5月位、総額の目安は家賃のおよそ4~6倍)

※敷金=退居時に戻って来るお金(ただし清掃費はこの中から引かれる)、礼金=大家さんへの謝礼のため、戻ってきません。

滞在先の種類

留学生の滞在先には、下記のようなものが挙げられます。

アパート・マンション

最も一般的な賃貸物件です。多くは家具・家電は完備されておらず、インターネット回線も改めて契約する必要があります。その分、一人暮らし向けの物件が多くあり、学校からの距離や予算など、自分の希望に見合った物件が見つかりやすいのが魅力です。

※家賃相場:1ヶ月45,000~70,000円

ウィークリーマンション

ウィークリーマンションはその名前の通り、最短7日間から契約できる賃貸物件です。インターネット回線・家具・家電が完備している物件が多くあるのもメリットです。中には敷金・礼金がない物件もあるので、初期費用も抑えることができ、気軽に入居できます。

※家賃相場:1ヶ月60,000~90,000円(契約期間が長期になればなるほど安くなります)

レオパレス

一般的なアパートやマンションの家賃相場よりやや高めに設定されていますが、マンスリー契約ができるほか、家電・家具が完備されています。また、レオパレス21には外国人賃貸者向けのサービスもありますので、日本でどうやって部屋を探すのか迷った際には、良い選択肢といえるのではないでしょうか。

※家賃相場:1ヶ月110,000円~

シェアハウス・ゲストハウス

家電・家具・インターネット回線などが完備されており、バス・トイレ共同の物件がほとんど。中には、電気料金や水道料金が家賃に含まれる物件もあるようです。男女混合や男性・女性限定の物件、外国人向けの物件などその種類も様々。一ヶ月から入居可能というのも、短期滞在者にとっては大きなメリットといえます。

※家賃相場:1ヶ月50,000~80,000円

学生寮・学生会館

日本では、学生寮や学生会館といった、会社または個人が経営している学生向けの賃貸物件があります。家賃相場は少々高めですが、施設と家電・家具・インターネット回線などが完備されている他、「入居者が学生に限定されている」「館長や寮母により管理されている」といった物件も多く、安全性が高いのも魅力。食事もついているため、食事について悩む必要もありません。

※家賃相場:1ヶ月60,000~100,000円